#20 残された部屋

エルヴェがケイトを裏切っていなければもう少し話はスムーズに進んだ気もするのですが、いやでも、リーズがあんなだともうどうにもならなかったかなぁ。ケイトが一番リーズに拘っているのは最初から示されていたわけですし。
エミリオ(やっと覚えた)がケイトを救おうとし。
つーか、なんか疑ってるっぽかったですけど、エルヴェと違って今回の救出は純粋にケイトのためだったのでちょっと可哀想というかなんというか、よく考えたら悪いの全部エルヴェじゃないですか。


そして一族の長は、エルヴェを除名したと。
もうなんの力も権力もないのだと高々と言い放ったあとさっくりと殺されました、てゆーか、エミリオより他の面子ってなんか能力低いっぽいし。慣れてない? よもや暴力でカタが付けられるとは思ってなかったのかもしれませんが。
そして、手術を邪魔されたことを最後まで怒っていたドクターはリーズに。
どうも返り血を浴びることがトラウマになってしまったみたいですね。
結果だけ見るとまあ因果応報な感じですが(エルヴェは自分勝手だけどおじにだけは怒りをぶつけていいと思う、うんうん)、あまりすっきりしたというわけではなく、まあ、敵味方別れてる中での仲間割れだしなー。
しかもケイトが属してるアニムスからすると全部敵の話だしなぁ。


そしてケイトたちは、アニムスの主、という存在に引き合わされます。
彼女たちが望むのは敵ドロルとは真逆の「死にたい」ということなのだとか。