#17 真実

友人として連絡を受けてしまったために、エルヴェと敵の間に助けに入ってしまった、ケイトの姉の婚約者は、全てを捨てて逃げるしかなく。あまりに無邪気というか、傲慢なエルヴェに腹を立てますが、通じないんだなぁ、この人は。
（妹を助けたいっていう理由なのが救いっつーかトドメっつーか。）
エルヴェのおじは学園理事長が≪アニエス≫の一員であるということを知っても動こうとせず、彼を檻に閉じ込め。
結果、妹の世話を焼く人間がいなくなってしまったという、、、つーか、リーズと両立できないほど忙しいようには見えないぞ？！　なんかこう、人間と種族が違って目的のものしか見えないとかそんな理由なんでしょうか。なんか怖ぇなぁ；


一方、ケイトはエルヴェから無理矢理に聞かされた、「呪いの書」を手に入れて合わせたところで記憶を失ってしまうという件を学園の先生に尋ね（今まで教育係のルーラだけだったからなぁ）、さっくりと認められてしまいます。


それを迷ってクレアに告げ。
そしてローズに告げようと会いに行って、そこで行方不明だった父親と再会していた彼女を見て一種気圧されて、秘密にすることにしてしまい（レイチェルは主に友人たちと揉めてましたよと）。しかしまー、結局弾みで知られてしまいましたよと。
当然揉めるわけなんですけどね。
全てを忘れるというのは自分でなくなってしまうということになるわけで。
誰ももちろん平気ではないわけなんですが（レイチェルはやさぐれ中）。