#10 戸惑い

呪いとか適合とか、一応手術や医療機関を見てきている視聴者にとってならともかく、ただ獣のようになった男だけを差し出されていた彼女たちにはわかりにくい事柄だったのかもしれませんが。
精神の安定してきた少女に、世話役・ルーラは新しい事実を差し出しました。
夜、少女たちと戦う“生き物”は実はその寸前まで普通の人間としての生活を送っている者たちなのであると。
それがどんなものかわからないけれど、人間とは違う種族で、ルーラたちも違う種族。
互い殺し合いをしてきて、ルーラたちの作った「新しい身体」、今のケイトたちが入っている身体を捕らえ、減り続ける女たちの替わりに自分たちの子孫を産ませるための身体に作り変えようとしている、というのが全体の構造。


男たちもどうも、いつか発病して獣のようになるよーですが。
それを誘導して少女たちのグループに引き合わせているのがルーラたち。
多分他にもそういう存在はあるのでしょうが、つーか、そこでなんで少女たちを使うのかがまだよくわかりませんが、呪いとやらと関係があるのかなぁ?
単にルーラたち本人が武器なり使って殺せばいいだけなんじゃないのかね。


ただ、それ以前に他に方法がないのか、と試したのは実際なのではないのかと。
そして少女たちは、普通に、自分の奥さんと写真に写るような男であることを突きつけられ、それに気付いたクレアは思わず手を止めてしまいますが。今度は仲間たちの叱責はありませんでした、それは無理のないことだからという気がするのですが。