#7 もうひとつの、運命

言ってることはわからないでもないものの、お前が言うなお前が、というか。
“謎の青年”、彼女たちが殺された屋敷の主、リーズを連れ去った「彼氏」の一族というか母親が息絶え獣のようになる、発症、という症状が語られます、それがどんなものであるのかはやっぱり示されないまま。
色の薄い髪の長い二人の少女。
彼らの母親が倒れて亡くなったその瞬間。


少女たちの増え続ける薬、時折起こる高熱、欲しいものはなんでも与えられるものの、外に全く出られることのない生活。そこに出入りする青年。
連れ去られたリーズは、死体が発見されているのにそこに横たわっています。
(他の少女たちのように、なにか別の個体のようなものが用意されたんでしょうか。)
敵があるような口振り。
しかしやはりその正体は片鱗も示されず、彼らが何者であるかもわからないまま。


ケイトは生徒会のチェックをしていないと詰られ。
しかし彼女らの長は彼女に肩入れし、刑事が訪ねてきて失踪の当日、ケイトとリーズが会っていることを見られていることを告げます。どこまで喋ったのかはわかりませんが、彼氏が出来た、と口頭で告げられた部分なのでしょうか。
そもそも警察はどこまで介入できるものなのか。
そして少女たちはどこか戦闘に馴れ始め、ローズすら角材を持って男に対峙します。
いくら男相手、四人の包囲網で適うということはないものなのでしょうね。