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少女「お姉ちゃん、ごめんなさい」


でも、考えなしなのは私だったんだろう。家にあった、ちょっとしたもの(本当に
その辺に放ってあったから大したものだと思ってなかった)を彼女にあげたら。
それを見た女の子のクラスメートたちが家にやって来た。
“同じこと”を期待したのだとまでは言わないけども。


ソリ『ああいうのを増徴させちゃあいけないよ(だらーん)』
ナオ「どどど、どこから出てくるのよー」
ソリ『一つ使ってない鍋があってな』
ナオ「そんなことしてると煮込んじゃうよ;」


――しかし私に、それを非難できたものなのだろうか。一体。