愛しき戦車、57



イオ「(げほ)マックス、中距離をカバーしたい時はどうすればいいと思う?」
マッ「・・・間合いが支配できるのならば剣が妥当かと。光剣ならば長さを変化
 させられそうなものですが、どの道、使い慣れないと意味がない」
イオ「光線苦手なんだよな、実剣にしようかなぁ」


マッ「あれだけ見せておいて、そう言われてもピンと来ませんよ」
イオ「動きがあんなな分、強度がほとんどないよ。あとゼノン、」
マッ「?(きょとんとゼノンを見る)」
ゼノ「あ、やー、見た目よりか実質的な部分が少ないというか短いんだ、あれ。
 一つの技に見えてても数回に別けて放出してたりとか、小細工多い」


マッ「正直、貴方らしいスタイルとも思えませんが」
イオ「私はあんまり、選べる選択肢がないんだ、お前さんとは違う」


マッ「誰のため、と聞いてもよろしい?」