愛しき戦車、22



イオ「よう、メビウス、エルが寝てるからちょっと静かにな(しー)」
メビ「ずっと付いてらっしゃるんですか? エルさん」
イオ「途中まではそうでもなかったけどな(けらけら)、視神経がぷつんと行った
 辺りからその後ずっといるよ」


メビ「・・・」
イオ「なんで笑うんだって顔だな、皆がそんなふうに言うよ」
メビ「でも、ちょっと、わからないでもないです」
イオ「ん、私が自分でわからないのにか?」


メビ「だってその間、独り占め出来るじゃないですか」
イオ「んー、いや、私はエルの世話になりたくはないな。なんか危なっかしいし」


――ちょっと、かなり・・・恥ずかしかったです。