愛しき戦車、10



ゼノン『あー、星が消える、というか公転軌道を外れてるとこだな』


マッ「見たかったな。というか、星の上にいたかったよ、海が凍りついたりとか
 生き物が動かなくなったりするものなんだろうか」
ゼノ『生き物はいない、ノアが回収したらしい』
マッ「ノアも見てみたかった、残酷で美しいのだろうな」
ゼノ『なんか美形っぽいけどな、そう表現していいのかなぁ;』


――他人の意思を平気で踏み躙る存在など、強いか美しいに決まってる。


メビウス『マックスさーん、久しぶりー!』
エル『なに延々と話しこんでるのさ? ゼノン。これから帰るのに』
イオタ『・・・お前らもわざわざ割り込みするこたないだろ』


マッ「楽しかったみたいだね、なんか大変って聞いてたんだけど」
ゼノ『本当に大変だったんだから拗ねるなよーっ;』
マッ(ありー、バレた)