The Hanged Man.75



イオ「だからまだ無理だとメビウスも」
エル「煩い、触るな。“差別”などしないとアピールしたいのかもしれないが、」


イオ「いや単に構いたいだけだ、お前のと一緒」
エル「(壁にごつん)」
イオ「はっきり言って、立て込んだ状況でそんな神経の細かいことしてられるか」
エル「・・・やっぱり抱えてって、疲れた」
イオ「うん。しかし、そんなヤツがいたのか」


エル「ん?」
イオ「いや、その、なんでもない」
エル「というか、早く進まないとメビウスたちが心配ー、心配ー」


イオ「お前は一度庇護の枠から外した相手には容赦ないよな・・・。痛いよ」