The Hanged Man.63



メビ「水に味がない、です」
ゼノ「ホントだ、これは俺でもわかるわ、マズい」
イオ「基本的に水の味は、土中のミネラルが溶け込んでのものというな」


ゼノ「波もなければ濁りもない」
メビ「なんか風も弱くなってるし、それでかなぁ?」
ゼノ「でもなんか凍ってないよな? というか結構温かい」
イオ「待て待て、なんでその流れで凍る凍らないという話が出てくる」


メビ「えと、それは、水温低くても流れがあれば凍りにくいから、です」
イオ「なるほど、それならわかる。そういうことか」


ゼノ「水を運び込むとしたら、どういう形が一番妥当なところだろう」
メビ「固形水素と酸素、かな? でも爆発が怖いよね」


イオ(またわからんなァ・・・、なんでこう話が飛ぶんだ)