The Hanged Man.52



ノア「ん? やあ(にこ)」


メビ「こ、こんばんは(ぺこ)」
ノア「うん、挨拶を忘れないのはいいことだ(エルを抱えなおす)」
メビ「エルさんは一体・・・」
ノア「どうも直前にもアストラ君からもエネルギーを奪ってたみたいだしね、
 それ以上注がれたら気も遠くなるだろうね(もう一回口を合わせる)」
メビ「き、気絶させたんですか」
ノア「そうとも言うかな、許容量でかいなー、この子」


メビ「え、そうなんですか、逆みたいなこと聞いてたんですが・・・」
ノア「知らない。でもタンクというか、器は大きいね。君もエネルギーいる?」
メビ「(ぶんぶんと首を振る)」
ノア「ああ、手をかざしてくれればそれでいいから。夜間に動くために三人の
 エネルギーを掻き集めたってところかな。あとどうするつもりだったの?」


メビ「でも・・・エルさんを一人行かせるよりは」
ノア「振りでも、君らの保護者を引き裂いたのに?」