#12 現し世の闇・後編(最終回)

結局、この話全体の総合テーマは「しゃあないじゃん」になるのか。
てゆーか、報いを受けることになるのは人形貰った本人なのか、それってなんか丸損じゃね? とか考えてる私はちょっといまいちこの話を数字的に考えているような気がします。
でも、ジャーナリストさん(結局名前で呼ばなかった)は未来を取り戻すためならば異形の少女の力を借りようとするけども、過去の償いのためには必要としなかったのだということを結論として受け取っていいのかしら。


自分の娘を浚っていったのはずっと親しいと思っていた相手で。
しかもその発端が自分ではない人間の書いた己の名を語った記事。
もうちょっと地獄少女が早めに融通利かせてたら良かったんじゃね? と思ったんですがそれもまた足し算引き算みたいな世界なんだろうか(ある意味でドライかなと)、つーかひょっとしてそれがあったから三匹の妖怪たちが調査することになったのかな。。。
なんか変な想像ですが、あの人たちがあの調子でうろついてたら起こらなかったよね? 5年前のことについては。そういう解釈していいのかな。
そしてだから、地獄少女はあの父娘に関ったのか、というのは、どう考えても番組そのものが意図しないと無理だと思うんですが、どうしてもわかんないです。一通りの齟齬はないんだと思うんだけど、なに一つ確証がない。


まあ人が人を恨むことは消えてなくなることはなく。
その浄化のために“彼ら”が必要だとそういう話なんでしょうか。
今回はお仕置省略でお願いしますが、生きてるほうが居た堪れない気がします。