#42「小さなインベーダー―インベザウルス登場―」

小さな男の子の姿をしたインベーダーが京太郎に迫る! という予告が前回あったわけですが(その辺隠すというわけには行かないんですかね、知らないほうがもうちょっと面白かったような気がするんですが)(まあ、そんな引っ張るって感じでもなかったけどね、京太郎さんさえ知らなければ話は成立するわけだし)、なんだよー、インベーダー出身なだけで中身も地球に住みたいと憧れた男の子じゃないかよ。
うんまあ、そのまんまのテーマだったので突っ込み入れるのは筋違いだと思うんですが、よく考えてみると鉄砲玉みたいにインベーダーの親分に使われてしまった男の子の話なのですよね、むしろ今の時代だと別の方向がメインテーマになりそうだよなぁ。


えーと、ある日タクシーが襲われ、運転手と自分の子どもに怪獣の玩具を買って帰るお父さんが殺されてしまい、亡くなる寸前に「怪獣が」と言って絶命。SGMの隊員が周辺を探してみると事故現場以外にそれらしい形跡はなし。
んで、そんな中で京太郎さんが団地の子じゃない、と言って苛められる男の子に出会い、何度か繰り返し顔を合わせるうちに彼の部屋に誘われ、自分では吹けないのだ、という彼が胸からぶら下げているオカリナを吹いてやったりもしたのですが、、、なんかこの子、元の世界でも孤独だったのかなぁ?
まあ、ヒーロー思考として男の子が本当に地球を愛していたのだ、とだけ反省して、インベーダーとは呼ばない部分とかはいいと思うんですが、インベーダー側だって子どもをミラーマンの暗殺者に仕立てるとか大概じゃねぇかよー(しかも多分親を亡くした孤児)。
その部分も等しく怒りを覚えるべきじゃないかしら、と思うんですが、そうなると地球を危ぶむほうのメッセージ色が薄くなるからなかったのかなぁ。