#41「謎の異次元怪獣―テロリンガ登場―」

正直こう、前話のラストでもののついでのように浚われた女隊員を人質にして“移住計画”とやらを立てているインベーダーに京太郎さんが引きずり回される、という以上でも以下でもなかったような気がするのですが。
変身を封じておかないとどんなに追い詰めても無駄だよなぁ、とものすごくしみじみと思います、どっかに閉じ込めておいても変身とともに移動するし一番の戦力が当人だし。そもそも離れたところに人質がいるなら実際その間に全滅させちゃえばいいだけよね。
(というのは私が洒落で言ってる分にはともかく、ヒーローの思考としてはかなりどうかと思います、むろん。)


で、本気でそれ以上のことが思い出せなかったので他のレビューサイトを探して調べてみたんですが(をぃ)、なんでも「地球を人間が汚すから自分たちが移住してきているのだ」というような主張をしていたようです。
別にそれはそれでいいんじゃないでしょうか、でもその場合特に怪獣とか出してくる必要とかないし、殺して入れ替わるとかはあんまりよろしくないんじゃないでしょうか、最初の数人は仕方なくても(待てや)、ある程度足掛かりが出来たらそんな必要もなくなると思うんだ、むしろ人間を殺して減らすことで地球を浄化、という意味なら納得ですが。
さすがにその方法論では変身ヒーロー的に受け入れがたいものがあるよな、前提さえ正しいこと言ってりゃいいってわけではないですね。まあ、全滅前提のミラーマンもどうかと思いますが、仕掛けてきたのが相手方なので仕方ありませんよね。
その場合、啓蒙運動をして地球環境に優しい生活を! とか主張して活動するグループを想定してちょっと楽しくなりました。案外効率的じゃないかしら(大概に)。