#40「インベーダー移住作戦」

女性隊員が友人との旅行先でインベーダーらしき相手と遭遇し(そこで安全に帰したつもりが友人たちのみが行方不明)、その地でただ一人で監視と連絡役、というのが不自然とまでは言わないんですが、なんで彼女が一人でないとならないのかがよくわからず。
挙げ句、村人たちが妙な行動を見せても我慢し続ける、という行為は正直SGM隊員として問題行動なんじゃ?? としか思えなかったのでどうなんでしょうか。
自分が怖いあまりに幻覚見ちゃったとかそんなふうに判断していたのかなぁ。
でも、相手は基本的に変身すれば、不可思議な現象も起こすんだよね。
そもそも敵にしたところであんなふうにちまちまと脅す、というのも効果がわかりにくければ、女隊員も「大丈夫よ、なんともないわ」と仲間に状況を教えるよりもプライドを優先するという全体的に大変履き違えてた状況に見えました。


ただ、うら若き女性が一人で怯え続け、誰にも相談できない、という見た目自体はよろしかったというのは否めないので、萌えのために話が犠牲にされた、というのが妥当な気もしないでもありません。隊員じゃなくて一般人なら良かった気がw
(もしくは博士の娘さんとかね、あの子なら意地張ってもしょうがないかなー、とでもあの娘さんならさっくりと京太郎氏に助け求めそうですが。)
結局話としては女隊員さんがひたすら村人に化けたインベーダーに脅され続け、終いには消えてしまった友人の姿まで借りてインベーダーが出現、ひたすら孤立無援で耐え続けた、というだけだったような気もしないでもない(流れは釈然としないながらホラーやサスペンスとしては悪いってわけでもなかったなと)。怪獣が出てきてやっつけられたけどね、怪獣は話に関係も必要もないよね、さらに彼女がバスごと浚われまして、以下次号。