#34「S.G.M対ミラーマンの決斗」

正直こう、確かに基地っちゃあ基地なんですが時々等身大サイズの敵がちらちらと見え、そして周囲にそれが信じてもらえない程度でぶち切れて、説明するよりも破壊を優先する、という姿勢は実際に「どうかしていた」としか言い様がなく。
怪獣が現れたことで納得はしてもらえましたが、出てきてから戦えばいいよね?
なにか、あの時点で時間が切羽詰っていたって理由なんっにもないよね。
しかも、前半はそうでもなかったってのに最近はなんかちょっとでも上手く行かないとすぐにパニックになるというか、立場が違う上に、怪獣そのものを信じてもらえない(なんであんなに頻発するのに、というウルトラマン系でたまにある展開でもなく)のならともかく、実際に住人たちがその辺で遊んでいるのだから信じにくいのも無理はなく。
そもそも“そういう罠”なんだからそれにきーっ、と頭に血を昇らせている段階で完全に策略に嵌っちゃってますよね、そして悲劇のヒーロー思想に至って特に緊急性のない団地の破壊に勤しみ始めたという。


ミラーマン以外に怪獣に対処出来ないんじゃなかったら、SGMは実際撃っちゃって構わないと思いました正直。だいたい、怪獣殺せば団地は開放されるんじゃねぇのか。
怪獣がいるのだとしても、団地に一人も住人がいないって確認したのかと。
いっそそういうふうに思い込ませる、団地が敵の手に落ちたかのように見せかける、という罠だったらすごく面白いなとまで思いました(そんなヒーロー番組はありぇねぇ)。
話がある程度わかりやすく展開するために仕方のない単純化なのかもしれませんが、撃たれて大変! と思いにくい回でした、だって団地壊してる姿が「わかりやすく」なんかおかしいんだもん、、、それで良かったのかなぁ;