#25「怪獣を探す妖精少女」

女の子の能力はわりとこう、純粋にすごいのではないかと思ったのですが。
でも実際、巨大異常生物の出てくる寸前にならないとわからない上に頻発していて、特にタイミングがどうこうというものでもない上に、出没がわかっても場所が完全にランダムっぽいしなぁ、と思ってましたらば。「怪獣どっち?」と京太郎さんが聞いたらば「あっち」って答えるんじゃねぇか、役に立つとか立たないというレベルではもはやなく。
彼女がいなかったら完全に事件の解決はなかったというか、ミラーマンより活躍してたんじゃないかと、いや、京太郎氏はちゃんとそのことに気付いたからいいのか。
しかし、少女そのもののストーリーはいいものの、わりとこう、怪獣側の事情が放り投げられっぱなしというか、結局なにが目的だったかまるでわからない。だって、最後に出てきたのはともかく、人間サイズでちょっと不気味なだけで人間で倒せるし。


なんでそんなことを繰り返していたのかもよくわからない。
という以前に、なにを意図していたんだかわからない。まあ、そこはその辺にいるような標準的な害獣害虫でもって、自分たちが武器にすることが可能な(基本的にこの番組の宇宙人たちは怪獣本体とは別で怪獣は兵器武器扱いよね)生物を作り出そうとしたということなのでしょうか、なんで女の子がそれを察知できるのかがわからず。
あんなに敏感だと他にもいろいろ感じてしまうんじゃないかと思うんですが、基本、めでたしめでたしで済んでしまってなんもフォローがない。いや別に、欲しいわけではないんですがんー? と小首を傾げてしまったというのは否めません。
ところでSGMは笑って少女を偶然で片付けてましたが。
今回むしろ、貴方たちのが役に立ってないのでは、ザコは警察が片付けてたしな。