#20「二大怪獣出現―深海の用心棒―」

えっと、なんで二匹出てきたのか、というと、えーと、ああそうか、先に出てきた古代のオオトカゲだかなんだかが(トカゲかよ)、後に出てきたインベーダーの怪獣の用心棒みたいに使われている、みたいな話だったっけか。
毎回インベーダーが“敵”じゃないとならない、という縛りがあるのかしら。
正直、不便な気もするし、後から出てきた怪獣が前にも出てきたような気がしてしょうがないんですが、まあ、オオトカゲとそれに息子を殺された親父さんと京太郎さんの話、と見れば悪い出来ではないというか、すっきりするのでいいですよ。


その、突然海に出没するようになったオオトカゲは発掘されたものと同個体らしく。
もともとそんなに凶暴な性質ではない、とのことなのですが、砂漠に生えているサボテンを食べてその中に含まれる物質のせいでおかしくなってしまった(サボテンには幻覚成分が含まれてるものありますよね)、というわけではどうもなく。
そんなサボテンを食べたりはしないはずだったのにインベーダーに操られて!
という話らしいですよ、なんかこう、正直しつこくね?
で、そのトカゲに息子を殺されてしまったので、父親は自分の手で倒すことに固執し、京太郎さんはそれについて行くしかない、そのうちに京太郎さんの中に自分の息子の面影を見つけた父親は軟化したんだよ、というのはベタでよろしいと思うんですけどね。


あと、なんといっても気になるのがトカゲが生物とは到底見えず。
張りぼてにしたってもう少し気を使わんかい、というペンキべったり状態なのはこの話に限ってはどうよと。トカゲ廻りの設定はそれなりにちゃんとしてたのにさー。