#31「少女と王蛇」

いつもなにを考えているかよくわからない浅倉さん。
てゆーか、なんかあんまりモンスターは退治したくないのか浅倉さん(疑問形)。今回はなんか船から丸ごと人が消え、少女が一人だけ残っていたのだよという話。
どうもなんというかこう、浅倉さんに助けられた、と彼女は認識してるようですが細かいところはわかりません。でも少なくとも積極的に人間をモンスターの餌にしようというふうには思ってはないっぽいですね。
てか、なんか人間っぽい形してんなー、あの三人組。


人の消えた船とかこー、雰囲気たっぷりでしたが。
なんか、いまいちそっちの意味では乗りにくいんだよな『龍騎』。へえ、これはどんな展開にしてくるのかな、と考えてしまいます。それがいいとか悪いとか、意図に沿っているとかそうでないとかの話ではなくて。
「ああ、女の子一人か、絵になるね」みたいに感じる作りになっているというか。
少なくとも妙に心理的恐怖を煽るよーな演出とかはないんだよね、んにゃ、単にそういう志向なんだと思います、最初から。てか、なんでこんなこと言ってるのかというと、ちょっと似た形式の『クウガ』の話を思い出してしまったからで。
あれは冒頭丸々が怯えに怯える家族のシーンでした。
こっちはライダーたちの困惑と疑いでほとんど全ての情動が完成されていて、動き回る記者たちも蚊帳の外。少女の思惑すら全く知れない、真司くんすら気にもしない、と。


問題となるのは浅倉の意図のみ、という、まあそういう話なんでしょう。ま。