#12「出たっ! シルバークロス」

新宿ローザ？　でしたっけ、街で車にはねられて死んだはずの悪女の顔で現れ。
手に持った機械が光るとそこにあったダイヤが消えてしまう、という事件が多発。
正直、事件そのものはめっぽう面白かったものの、後半になると関連して浚われた科学者と少年との絡みばかりがクローズアップというか、それしかなかったというか。せっかく面白いサスペンス仕立ての事件だったのに無視かよぅ、というか。
結局事件起こってから追いかけて捕まえてんじゃんというかなぁ。
（元が女の人の身体だから遅いのかね、つーか多分ヒールだあれ。）
まあ、だから後半が面白くなかったかというと、特撮ではこういう少年との触れ合いとか家族の絆とか被害者へのいたわりとか当り前のテーマなので別に構わないんですが、というか見てて不満があったというわけでもなかったんですが。


不満があったというとむしろ「危ない！　ミラーマン」とか危機一髪だった、とかいう説明は毎回のことなのでちっとも真面目に聞けませんというか。言葉だけで説明して済ましてんじゃねぇよというか。
毎回侵入可能なのがミラーマンだけじゃねぇかよというか。
やっぱりあれですね、基本的にインベーダーと同じ存在なんじゃないでしょうかね、今回はダイヤと一緒くたにされてたのがなんだかなぁ、という感じなんですが。というかシンプルな感動物語とおざなり戦闘（だと思うの、毎回似てるのは）との組み合わせが悪かったんだと思います、謎解きとかもうちょっと話が込み合ってたら別にいいんだよね。
人間が開発に参加させられてたとか、そっち系の話好きですが。
もうちょっと別の発展してたら良かったなぁ、でもレベルの底上がってますよね。