#11「火焔怪人ザイラスを撃て!」

んー、いや、全体的には面白かったんですけど結構、どうしても本筋ではないわけじゃないですか? SGMのチーフの人が、まあ“宇宙人の策略”の結果だったのだとしても自分の拳銃で当時の相棒が死んでしまったから「もう銃は撃たない」と誓ってるってのは。
でも案外とこの番組には人間の事情のほうが似合うっていうか。
いや、ヒーローが格好悪いとか言ってませんが(今言った)、理由はよくわかりませんが、そもそもその策略、とやらが追い詰めた宇宙人に拳銃奪われて相棒撃たれたっていうだけことっつーのはかなり雑だなぁ、とも思いますわけで。
そりゃ、責任取らされるだろ。。。
てかむしろ、それで疑うほうが変だろ、なんで追い詰めた相手の目の前で自分の相棒撃ったりするんだよ、とあまりにあまりなのですが、そこも差っ引いた上でなんか面白い。


悩みがちゃんと悩みに見えるっていうのかなぁ。
チーフ以外の行動は、まあ正直、ちゃんと説明してるようにも見えないわけですが、宇宙人に銃を奪われてよりによってそれで仲間が撃たれた、という段階で責任を感じててもおかしかない。そこの部分が納得がいってるからかもしれませんね。


インベーダーが来ました、現場に到着したら、なんかその場所にトランクのようなものが忘れられておりましてね。それをSGMが回収した途端にわらわらわらっとインベーダーたちが執拗に追ってくることになり。
ぶっちゃけ、チーフが撃たなくてもことは済んだ気はしないでもないですが。
守るもののためにならば誓いも破る、という話はベタでよろしいと思うわけです。