#1「極東少年」小林めぐみ

ゴミ捨て場にじー様がおり「捨てられたのかな?」と進の介が訝しがっておりますと、なんやお礼とか言って丸薬を押し付けられ。それ以来、なんかこう、おかしいというか、妙な超能力女は襲ってくるわ、神社に結界が張ってあるのが見えてしまうわ。
他の人間が通り抜けできないそれをなんなくすり抜けてしまうわ。
とはいえ彼は特にそれに動じるようなこともなく、親友とクラスメートの元気な女の子に相談してみるとゲーム(二人とも系統違うけど)に変換されてしまうのですが。
襲ってきた女の獣は皿洗い機に変換され、そこに助けに来てくれた女の子・美和ちゃんは引き連れていた犬は矛になりましたと。


そして一人の女の子に会い。
古代人のお姫様に憑依されたらしい彼女に関ることでずるずると事態に引き摺られることになりますわけですよ。


あと、最前のじー様がどうも進の介に憑依したらしく、そのことでも否応なく。
むかーし昔のとある一族が、不死になろうとして生み出してしまった“災害”“飢餓”“疫病”などとなどいうものを封じ込めていた壷がフリーマーケットで売り払われ。それがどうも割られてしまったことによりそいつらが襲ってくるらしく。
おまけにそれを兵器利用しようとする生身の人間の組織らしいのも入り乱れ。
とはいえ、高校生たちはわりといつものノリで振る舞い、親切のお礼に教わった護符でもって身を守り、僧侶の加勢なんてのもあったりでいろいろいろいろ。
でもまあ、それが長所でもあるのかなと老人も溜め息をつくわけですよ。