#9「殺人は広告する」

えーと、何故ピーター卿がこんなことまでしなきゃなんないのかが微妙にわからないわけですが、つーかデス(DEATH)・ブリードンって素で名前が怖いんですが、なにが驚いたってあながち偽名ではなかったことでしょうか。うわ、マジそのスペルなんだ;
ところでどんだけ運動神経がいいんでしょうね。
なんか伝説の選手みたくに言われてるって、貴族じゃないんですか貴方。
(公爵なのはお兄さんですが低い爵位を自分でも持ってます。)
あと、噴水に「飛び込む」というのがどうやっても絵で想像出来ません、うえ?


とゆーか、作者のセイヤーズ女史も昔いたのだという広告会社への潜入捜査。
捜査の大詰めに逮捕された“振り”をした時に、大きな仕事抱えてるんだから出社出来ないと困る、とまで言い出したピーター卿は本当にどこででも生きていけると思います。多分余裕から来る大らかさが魅力になってるんでしょうけどさ。


事件はなんの変哲もない、鉄階段からの転げ落ち。
まあ死人は他に出てないものの、確かに急いでるとたまに落ちるよん、というようなシロモノです、目にするまでは大袈裟だろ、と思ってたピーターさんが意見変えてましたし。まあ性格がいまいちよろしからず、ちょこっと素行の悪い女性と付き合いはあったらしいものの、特に殺されるほどのことはしておらず。
探るよう依頼されたのも殺人事件ではなく、彼が知っていたらしい秘密のこと。
さあ、なにが出てくるか、というような展開になるわけですよ。
ところでウィリスおめでとう、君はわかりづらいがいい奴だ。うんうん。