#5「高慢と偏見」下、ジェーン・オースティン

とゆうかマジ、上下巻を読み終わってから最初にしたことは「男でもツンデレって言うと思う?」と人に聞くことでした。周囲は確かに鉄壁の無表情で気付かないのは無理もない気もしますが(主人公がボケで気付かないとかそんなんじゃないんだよ)(なんか会うんだけどいつも態度が妙っつーかつっけんどんで印象悪いんだよ!)。
何故当人が気付かない、そして気付いた後、なんで主人公を口説く前にエリザベスでいいのかということに延々と迷ったのか。魅力的な目で物をはっきり言う頭のいい女って、当時的にすごく人気株じゃないかもだけど浚われてもちっとも不思議じゃなかったろう。


まあ、詐欺がいたり。
下の妹たちが騙されたり利用されたり、妊娠させられたり、家の相続人に対してエリザベスの友人がアタックして(好きでもなんでもないけど生きてくために仕方ない)奪い取っていったりとかまあいろいろあったわけですが。
そしてツンデレを悪人だと主人公に吹き込んだ男もいたわけですが。


誤解を解くようなこともなく、というかほとんどその辺の事実すら気付くこともなく(エリザベス関係のところはずっとうろうろしているくせに)、家族付き合いどうしよう、、、なんか嫌だな(確かに姉以外かなりろくでもない)とか迷い続けていたのだという。
そして、彼女の叔父叔母に会って大丈夫っぽいと決心したんだよん、と。
実になんと、エリザベスにアタックしたのはそれからです、それからの怒涛の勢いは素晴らしかったですが、何故まず外堀から埋めるのかと小一時間(ry
彼女なら幸せになると思いますが、フォローしたって下さい、悪いヤツじゃないから。