#16 天の3人

要するにまあ、“聖杯伝説”みたいなものではないかとは思うんですが、マゴークの神とか普通にいる世界観だし(しかも人間まで四次元的存在にしてのけたりするし)、そんな即座に馬鹿馬鹿しい、ということもないのではないかと思うのですが。
「三人」という制限しかなかった話に他に参加しているのが一組だけだったというのは、やっぱりおとぎ話の類だと思われたのか、それとも情報を得た人そのものが少なかったのか(もう一組も情報源には困らなさそうな感じではあったかと)。案外、トランスやその同族が導いたのかしら、とかいろいろ考えてはみたんですが。
まあその辺のことはいいや、ところで前に出てきた「紫のしっぽのある青年」と同一人物なんでしょうか、それとも単に同族なだけなのかなぁ。ぶっちゃけて、トランス自体が一つの惑星を混乱させるようなことはなくても、それを同族がやったからといって動揺したりするようなこともないような気もします(超越してるよね)。


宝探しに行方不明になった考古学者のいる星に、トランス・ディラン・ベカの三人で行きましたらば、相手はFTAと対立テロリストグループからお互い手に手を取って脱走してのけた駆け落ちカップル+召使。
そして数々の言い伝え、というかヒントを元に財宝の在り処に到達するももう一組とともに星の原住民に捕まってしまって、なんか対決せいと。最終的に人間がディランさんの敵になるわけがないので(高位のニーチアンにもマゴークにも勝つしな、この人)、さっくりと手に入れてみたものの、なんかどう見ても杖とモーターの一部。
他に部品があるのかどうかはまたの機会に、という話だったんですが、まあ、ディランさんとベカが自分たちの仲を深められたからそれでいいのかしらw