#15 かげろうのダンス

とある宇宙基地を助けましたところそこの人たちはほぼ全て気絶しており、≪アンドロメダ≫に運び込むとじきに全滅。そしてどういうわけなのか、(総合的に見て)一番信頼の出来るタンの戦艦が突然に攻撃を仕掛けてきた上、通信に返答も寄越さない。
虫野郎なんか信頼できるか、というハーパーは置いておいて(でもこの子、レヴ以外の地球系以外にはほぼそんな感じよね)、さすがに相手が相手なのでなにか、、、と思って調べてみるとどうも収容した患者たちには“生物兵器”を使われたらしい可能性が。基本的に生物兵器というのは感染症のことを指して言うのですが、ぶっちゃけて感染しかねない。
空気感染はしないと思うんだけど、とトランスは言うものの、人工呼吸を試みたベカが症状を見せ始め、続いてどういうわけなのか死んだはずの患者たちがゾンビのように復活。それほど強いわけでもないんですが、何度倒しても何度倒しても起き上がり。
しまいにゃ患者当人がキスを仕掛けてくるわで、いろんな意味でおぞましい(申し訳ないながら中年男性にキスされたくない男性クルーの気持ちはよくわかる)、そんな中、トランスが乗っ取られてしまい、どういうわけなのか他の死体らと違って喋る喋る。


最終的にタンの攻撃はこいつらのせい(通信受けてくれなかったのは罪悪感かなw)、ハーパーが1万ボルトの電流で伝達物質そのものが破壊されるらしい、と偶然知ったことにより概ねのところは解決したんですが、その間に「死体が船を修理してる;」とか(タンから逃れるためなんでしょうが)、永遠の命を与えてやれるのに、とかそんな感じで話は進行してました、えー、自分の意思が全く残らず生ける屍なんてどの程度身体が維持されるのかすらわかんないというか、本気で言ってんのかこのウイルス?!
と思わないでもなかったんですが、生命構造が違うなら仕方ないか(人外に甘い)。