#17 金は魔物

“ハンチングのよし”がサタンから探偵の懐から鍵を盗んできたら200万やる、と言われて非常に悩むところと(200万なのに札束の山って何円札なんでしょうあれ;)(正直物価の違いがよくわかってません)。その間に彼の奥さんが大阪の不二子さん(亡国の王子の娘さん)のお母さんのところに訪ねて迎えに行く展開と。
それと探偵の家にガラス屋が訪ねて来て「誰が頼んだの?」と聞くと誰かわからないというところからあっさりと≪サタンの爪≫から派遣されてきたことを看過、しかしぶっちゃけてガラス屋としてきっちりと修繕としていった上、なんだかんだとやったことが探偵の行動を報告する、ということだけだったので見逃してやってもいいような気もしないでもなかったんですが、いや、そういう問題でもありませんか、すみません。


とにかくまあ、メインとなっていたのはハンチングのよしが延々延々と探偵と交わした約束と、200万という大金を秤に掛けて苦悩するところだったんですが。
どうも彼の奥さんはカタギの生活をしたがっているらしく(美人だ)。
そもそも探偵から頼まれたんじゃなくて、半ば自分から押しかけて協力を申し出たんだしねぇ、その辺の絡みでからんからんと空廻っていたんですが。
どうも最終的に仕事をやる、ということを決めてしまった模様。
しかしまあ成功したら実際に200万くれるんじゃないかな、とは思わせるところがありますね、サタンって。失敗しても駄目でもともと、その場合は殺してしまう、とは言っているんですが、成功したらそれなりに報いてくれそうだよな、金困ってなさそうだし。
やたらなんでもかんでも見通してしまう探偵が、騙されるのかどうかというのが今ちょっと楽しみです。信じてるって言っときながら準備万端でも全然違和感ないw