#15「正義は死なず」

あーまあ確かに、「協力してね」と言われはしたものの細かい指示の類は全く受けておらず、ある程度自分で判断して動いた状態ではあそこで策略だったんですー、と言ったところで当人に利益がなさそうというかなんというか。
はっきり言って、疑われて死んだらそれはそれでまあいいかw みたいなことまではさすがに考えてはいなかったとは思うんですが、本物は本物だしね(元々の身分というか、協力関係にあった女性の子分っつーか)。はっきり言って、あそこで啖呵を切るしかなかった、という“ハンチングのよし”さんの気持ちだけはよくわかりました。
よく考えてみたら身分保障のようなこと全くして貰ってないですし、多少膨らんだ財布をぽんと渡されたところで自分から協力します、と自分から無理に言い出して、その後さんざん渋られて、結局牢に戻されただけで警察がわざと逃がしたかもしれない、というのも勘違いだったらあそこで実は警察に協力してるんです、とかむしろ告白出来ないw


で、あとは前話の終わりに河原に爆弾を仕掛け。
そこに月光仮面を誘き出す! という作戦を立てていたわけなのですが、威力が威力が、と大騒ぎしていたのでどんなもんかしら、と思ったらわりとこうしょぼいですよね? 現代の武器に目が慣れてしまっているだけでそんなんでもないのかなぁ、でも火炎瓶とガソリン辺りのほうが(それは現実です、撮影でそこまでする必要あるかい)(そういやCGなんてのはずっと遅いんでしょうね、円谷までは特殊撮影もさしてないのかー)。
現場にはカブの破片と月光仮面の眼鏡が、「きっと木っ端微塵になったのよ」とか幹部たちは納得していたんですが、カブの破片のでかさからしてなさそうでした。というか、なんで無事だったのかとか、説明がありませんでした(納得はするけどなんだかなぁ)。