#5 罠

まずライバルの女の子は「昔好きだった相手に似てるということを言いたくない」(確かになんとなく外聞が悪い)、そして「ヒロインに叶わないということを認めたくない」という二枚看板だったということでよろしいでしょうか。
正直どっちかだけなら同情に値するんじゃないかとも思うんですが。。。
そして、それを大前提に動いたとしても、あそこまで“仕掛けて”なければなぁ。
前もって恋人が選んだ服と同じものを、ヒロインの同居人を通じて渡しておいて、その上で「彼女は昔からなんでも私の真似をする」と恋人に吹き込み、そしてパーティの場にその格好で来るように仕向ける、と。
ぶっちゃけるとライバルの子もそれなりに美人なんでしょうが、ヒロインのほうが客観的に見て上とされる以上、そんな物的証拠がなければ信じられなかったのではないかと思うのですが、そこまで仕向けたらどっか一箇所でバレた時に全部連座するようなw


でもこれ、最初から似てる相手のことを教えて、彼女がその人物を好きだったと言って、だから取られたくないの、と可愛く告げ、彼らがいい雰囲気だったことだけ隠しておけば(バレちゃっても言いたくなかった、で済むと思うの)、いろんなことがバランスよかったのではないかと思うのですが、4話でのことで頭に血が昇っちゃったのかなぁ。
しかし、ヒロインが実際にちょっとどうかということをしてる場合、それと全然関係ないことをでっち上げるよりもそれを的確に付いたほうが良かったと思うんだけどなぁ。
とか言ってると、一体なにを見てるんですかアンタ、という気持ちにはむろんなりますが、むしろライバルが二人の仲を取り持つ、という役回りは素で可哀想だと思います、というか、ヒロインたちのことが眼中にないっぽい...orzありろ