#3 運命の人

前話の終わりでどうもヒーロー(って呼び方でいいんかな;)が事故に遭ってしまった模様で、ヒロイン以下クラスメイトが雪原に立ってお通夜? まだ転校して来て日は浅かったですが、高校生にとっての死って確かに胸に来るね。
まあもちろん、キャラクタがやたら濃かったといえなくもないw
で、そっから時間は飛んでそれぞれ社会人になってヒロインは幼馴染と婚約間近、というか婚約の当日に「死んだ初恋の人」とそっくりの男性に街で会ってしまい、彼を探し回って婚約パーティに遅れ、なんちゅうのか責めるのかと思ったら幼馴染責めないでやんの。
私と母上は実は彼のことを“安全パイ”と呼んでいるのですが(酷い)、根性の座ったいい安全パイだと思います。そこで責めるのは間違いだとも思うし。


そしてかつての高校時代の友人たちが替わりに婚約パーティをしてあげよう、と呼び出したのがかつての母校で、そこに現れた一番派手で、やたらヒロインにつんけんした態度を取っていた彼女を迎えに来たのがそのそっくりさん。
その上、ヒロインの仕事先にその後新しく来た理事(ってどういう地位だっけか、若くね?)がその人物だったという念の入れ様です。はっきり言って早い段階でかなり展開に予測が付いていましたが、気付いたよ! と威張るつもりは毛頭ないというか。
誰もがそこでその展開を待ちわびると思います、ぶっちゃけて婚約パーティの寸前に新しい理事に会うんだとばっかり思っていたのにっ、ということでむしろ推測を外された形だとも言えなくもありません。
しかしこの状況下で、どのように彼らの位置が接近するんだかはわかりません。
ヒロインは婚約してしまったし、そっくりさんは彼女いるしなぁ。