#17 屍の虫

あれですね、よくよく考えてみたらシデムシさんたちのお食事風景ですよね、いや、最初に見た時は私たちも食事前だったので思わず見るのを止めてはしまったんですが、なんか皆やたら平然としているしリンジーさんが「虫に脂肪を除去してもらうの」と言っていたり、そもそも現場や死体を汚染しない、、、ってなんか汚染の概念違いますかひょっとして。
お金持ちの女性みたいだったし、葬式とかどないすんねん、と思ったんですが、殺された場合はそんなこと言ってられないのかなぁ。
まあ、要するに撲殺? もしくは刺殺、あくまで虫はたまたま博物館だったのでケースから逃げ出してしまったということのようです、てか、あの虫さんたちがどこに行ったのかが気になったんですが、ひょっとして博物館に帰ったんでしょうか。
(でもCSIの人間以外にはその事実ってキツくないか。)
しかし慣れとは恐ろしいもので、ああ、言われて見せ場自然な光景なんだなぁ、とだんだん思えてきたというか、無意味に残酷なほうがよほど辛いというか。


ちょうどこの回で、喉に発砲スチロール? なにか吹いて固めるスプレー缶を喉に突っ込まれたことがもう一つの事件の死因だったんですが、そっちのほうがよっぽど気持ち悪かったような気もします、いや、死体は綺麗なものだったんですけどね。
つーか、なんか殺す気なくやったっぽいですね、うう。
シデムシのいた現場近くには一人の男の子が、なにか日本の侍の漫画を持っていて、その話をしてくれるのですが、それがどうも実際の状況を擬えているのだということにマックさんが気付き、被害女性とその男の子の周囲を調べることで徐々に事情が判明。
ああうん、ちょっと厳しいけどいつも正しい人だったんだ。