#4 太陽のごとき冷徹さ

むしろ気になったのは「トランスとそっくりの尻尾つきの青年」だったんですが(皆そうだよねぇ?)、てか、セックスのために作られたというのは本当だったのか、それとも嘘なのか、目的はさて置いて非常に長命の存在だということだけは間違いないみたいです。
その青年は疑り深い(もともとだよね?)星を丸ごと一つ戦乱に追いやり。
トランスはトランスで優しい人が好きなんだろうなぁ、そういう趣味というか趣向程度の意味しかないのかも、彼らにとっては。


んでもう一個は全く人間とは生態の違う生命体に執拗に追われるその星の話。
多分、意思の疎通は難しいながら意味もない攻撃をしないんじゃないかと思うのですが、もともとディランさん、その星のこと自体が好きじゃないみたいだもんなぁ。単に個人的な好き嫌いと見えなくもないんですが、軍人の性質なのか信義がおけるかどうか、というのが判断基準になっているっぽいので(普段の敵対勢力でも妥協のしどころがあれば受け入れるしね)、そんな違和感はないかな。
というか、彼が渋ってる場合は実際に裏切られるしね、勘がいいのかなw
単に肥料にしかならない鉱物を運ぶ貨物船ばかりが狙われている、という事件で、ぶっちゃければ生命体のほうがむしろちゃんと筋通していたような気がしないでもない(いくら非武装でもそのものだったんだな)(見てる時は単に貨物船としか認識してなかったんですが、いや、唯一の輸出品って言ってたので正直騙された)。
むしろそれ以前からのディランさんのようなお人よしですら嫌わせる閉鎖が悪いと言うべきなのか(麻薬輸出はきっぱり悪でもね)、それでもまともに暮らしていた彼らを暇つぶしで引きずり回した“青年”が悪いのか、されてしまったほうが悪いのか。