#5 二重らせん

基本的にレヴがマゴークであっても全く気にならずに信用することが出来る分、逆にマゴークという種族そのものはそうそう信用することが出来ない代わりに(だってどう考えても規格外w)、ティアはニーチアンらしいニーチアンである分多少信用が出来なくても、彼が信用出来るのならばニーチアンそのものを信じてもいいのかなぁ、と思うことが出来るのではないか、というふうに思うのですが。
しかし「ニーチアンは信用するな」ってのはティアが言うんだよねー。
合理的だ合理的だ、ということは言うものの、さすがに各人が一番なにを重視するのかは違ってくるらしく、その目的の段階で違っているとすれ違うこともあるらしく。ティアも子孫と妻を得るチャンスを選ぶ、と信じられたのに、自分の種族の敵討ちを優先した、ということになるのかなぁ。
基本的に私はタン可愛いタン可愛い、ということに夢中になっていたのでわりとニーチアンはどうでも良かったです(をぃ)。昆虫を馬鹿にするな! ハーパー! とか本気で思うのはどうかと思いますがドーンさんが素晴らしいということは譲りません(1話)。
あとレヴさえ無事なら種族としてのマゴークは気にしません。


女に選んでもらって自分の遺伝子を残すことをなによりも尊び。
ゲーム一つを取っても勝つために手段を選ばない、昔の副艦長(ニーチアンの裏切り者)とやったゲームでなぜか彼がイカサマをし、「何故だ?」と聞くと「勝つためだ」という答えが返ってきたということを艦長が思い出していたんですが、勝ちと負けしかない。
海賊であるニーチアンの集団と、ティアの思惑と艦長の思い出の話。
まあ生きてりゃなんとでもなるだろっていうのは彼らにはない感覚なんでしょうか。