#44≪終≫決断の時

ていうか、ひょっとして大統領にとってランディハムさんって両親や奥さんや補佐官(ここに補佐官が加わるのがそもそも謎ですが、仕事熱心だなぁ;)を抜いてぶっちぎりで大統領と一緒にいる時間が長かったんでしょうか。
大統領のお父さんが校長をしていて、自分が生徒会長をしていた学校の秘書さんだったのか、、、てか、成績も性格も良いって(多分)、恵まれとんなぁ。お父さんが若干コンプレックスに浸っちゃっても仕方のない面はあるのかも(お母さん譲りだよね、そして若い頃は可愛い、今もふくふくはしてますが)。
そして正直、あらすじを聞いた時点では「えー」と思っていたんですが。
実際の話運びを見たら全然違和感ありませんでした、そうだね、ランディハムさんなら死んでも一度くらいは帰ってきてくれるよね(大統領の心の中だけのことであっても)。再選を決意する寸前の長年側にいてくれた人の死に、自分への神の罰なのではないのかと思ってしまう気持ちもわからないでもない。


そもそもなんで女性職員のために立ち上がらなくてはならないのか、という若い頃のランディハムさんへの問いの答えは、彼にその力があるから。そしてなんでそんなことをしなくてはならないのかというと、ランディハムさんが教えて問題を知ってしまったからw
“政治”ってものがなんなのか、というのはいろんな答えがあると思うんですが。
大統領にしか到達できないことがあるからそれを目指す、というのが彼の場合は答えなんでしょうか、もともと裕福な家柄で勉強も出来て神父になりたくて、大統領になったのは補佐官のせいでも、もっとも俗な政治家になったのは彼女がきっかけだったんでしょうか。
病状を告白し「再選を目指すかどうか」を聞かれてこの話は幕を閉じました。