#4 女神と魔女

真面目な話、この助手でいいんだろうか、大丈夫なのかと思うんですが。
なんでまた事件関係者の娘さんのほうがそんなにしっかりしているのというか、私はまた、手紙を摩り替えられていたりしたらどうしようかとかなり直前までどきどきしてましたが、あー、ありゃ取られても中を見られても困ることないなというか。
あれくらい覚えて行けばいいじゃんか、とか思ってしまいました。
まあ、事態の説明する暇もなかったというか、ある意味で信用に値するというか、あの彼を見て警戒する人はいないだろうとか利点も思い浮かばないでもないんですが、当人が危険な目にあったらどうなるんだろう、ということばかりは心配でしたとも。
ちゅーか、なんで私がこんな思いをしなくてはならないのですか。


えー、サブタイトルの女神は多分、例の王子の内縁の奥さんもしくは娘さん。
魔女は今回出てきた、大阪の敵さんの手先だと思うんですが、そもそも敵さんたちに「正体」というのがあるというのがびっくりというか、なんだ、正体・怪人とかそういうわけではないんですか、後を尾行するとか横浜に向かうとか。
どうもこう、あんなに目立つのに中身は普通の人間だったりするのか。
その辺をうろちょろしているんだから、もうちょっと取り締まれないのかしら、と思ってしまうのは無粋なんでしょうか、でも無茶苦茶目立つよねあの人ら、多分密告受け付けたら民間からタレコミが入ると思うんですが。
あと、横浜に警官隊が行く、という連絡を受けていたように思うんですが。
えっと? あれは警察内部に内通者がいる、という理解でいいんでしょうか。
それにしても月光仮面は警察無線とかしれっと使いこなさないで欲しい気がします。