#14 悪への変貌

えーと、“善と悪”の観念の入れ替わりというのはあくまで子どもたちの自己解釈でもって、むしろ隠している面が表に出てくる、そして行動原理そのものが変化する、というような解釈でいいのかなぁ? 見てる間中、でも悪ってなに? 善ってなに?
とくるくると考えてしまったんですが、多分製作者の意図道理だったと思います。
アダムは悪と善がひっくり返ろうがエックハート氏は嫌いで。
確かにえらい凶暴になって短絡的(判断能力は多少強引になってる分落ちてるけどそんな変わらない)なだけで、罪悪感でもって自分が告発した男の娘を、だだ甘やかしてやろう! という結論に達したみたいですよ。あー、そうね、確かに抑制してた感情でしょうね。
でも案外、ガキにはそれが有効なことってあるんですよね。


ちゅか、フツーに子どもが出来たら上手い距離のとり方がわからない気もする。
新入りのブレナンとエマはちょっと子どもっぽいけど、元の面子のジェシーとシャリマーはどっちかというとアダムのことを考えて動くところあるしな。ある意味で今の四人ってメンタル的にもバランスが取れてていいのかもしれませんね。


というか、誰がどう見ても“悪”になったアダムの回でしょうよ。
ミュータントXを出し抜こうとするアダム対四人の全面対決になるわけですが、なんという容赦のなさ、というか、エマの脳神経切ろうとするるのはちょっとやりすぎではないですか。いまいち効率が悪いと思ったら閉じ込めてさっさと撤退してるし。
明らかに四人が総がかりじゃないと勝てないアダム、最強すぎないか...orz
どうでもいいんですが、少女の(元)恋人どうなったんですか。