#6 クビダンゴ/ソノニ

あの“頭の中に住んでいる”、、、というかノジルさんが、人間は自分に都合のいい話しかしない、と言ったのはわからんでもないのですが、あのお父さんの状況下で能動的に出来ることがそうあるような気もせず。
そしていくらなんでも他の人の行動は歪める必要ないよなぁ(自分の両親の話つっても、自分の娘にしてるんだからどうせ身内だしねぇ)。
そして、前後篇にしたわりには話が進んでないんですが。
父ちゃんに掛け軸のことがバレて、お母ちゃんが掛け軸引き摺ってどっかに行っちゃったってだけじゃんかよ。しかしまあ、お母さんが出してきたご飯、フツーの針じゃなくてちょっとほっとしました、待ち針のほうが見た目は痛々しいけど痛い目に遭わせるつもりまではなかったのね、いやそりゃ、かなりのトラウマ物ですけど、あれ。


三島さんの現在の奥さんは、彼の実家の無縁仏にお参りし。
掛け軸は結局、お母さんが引き摺って消えたまま?
あと、奥さんの「同じこと」って一体どこからどこまでなんでしょうか、というか正直、三島さんのお母さんの身に起こったこともよくわかんないよ。弟の生首ーズどこ行ったんじゃ、てか、なにをどうして生首が生まれてくるんじゃ。
なんか、怖いことは怖いんですが、それよりも後味が悪いというか、別に生首が人になにをしでかそうがわりと無理のないことだって気はするんですが。
人間、三島さんとか奥さんとか、なんかそっちのほうが気になります。
というか、やっと前話から本筋が始動したって考えるのが妥当なのかな?
ノジルも純粋な悪意ではないだろうけど、善意の存在とも考えにくいしなぁ。