#5 4階の部屋

夜会に行った男女四人連れが、ついうっかり部屋の鍵をなくしてしまい。
ゴミ捨てのためのエレベーターを使って部屋の中に入ろうとしてその一階下の部屋に入ってしまい、そこに死体を発見。たまたまその部屋に入ろうとするところを上の階に住むポアロさんが見ていたので(でも女の子たちが階段で待っていたので事情は見ただけで判明するわけですがw)、彼が呼ばれて出て行くことになったわけですが。
依頼がなくて風邪を引いていた彼は上機嫌で食べ物をおかわりするというか。
慣れているとか慣れていないとか以前に、事件がないとやってられないのね。。。


で、ポアロさんはひたすら部屋の中を探りまわり。
「なぜ死体が隠されていたのか」「電気が付かなかったのは何故か」(台所の電気が付かなかったからリビングまで青年たちが行かなくてはならなくて、そうでなきゃ、そもそもリビングに隠してあった死体は見つけてない)。
と、いうことから犯人を探り当ててしまったわけですよ。
書いているとすぐに筋が見えてきてしまって面白くないんですが、見てる分には面白かったですね。なんというのかな、極フツーの若者たちでとても裏があるようには見えないというか、そもそもポアロさんが気にしてるからそこに着目するのであって、実際に見てる限りでそんな不自然ってわけでもなかったしね。


まあ、動機はわりといつものお決まりの通りで。
彼女はそもそも、その日に越してきたばかりだったそうですよ。
あとわりと、ヘイスティングスさんが可哀想だった気はしないでもないですな。