#3 ジョニー・ウェイバリー誘拐事件

MXTVでやっていたのでたまたま見たのですが、番号が若くてびっくり、順不同とか繰り返しとかやってるということなのかな? えーと、話としてはとある“元”富豪のところに脅迫状がたびたび舞い込み。
なんでも一人息子を誘拐する! という内容なんですよ。
というか、それで金を払え、というのは実際かなりふざけているような気がしないでもないんですが、ヘイスティングスさんやら警察のは「イギリスでは誘拐なんて起こりませんよ」ということで冗談扱い、正直イギリス人の思考回路もよくわかりませんが。
アメリカでは起こりかねないという含みなのか、それともヨーロッパ大陸か。)


で、富豪(元)はポアロさんに助けを求めましたと。
まあなんというかあれですね、ポアロさんをこの事件に関らせたことがどうこうというよりも、彼にまともな“イギリス式朝食”を食べさせなかったのが犯人の敗因だったのだとしか言い様がなく、いやすみません、そんなことがなくても露見してましたか。
でもとりあえず、事件が起こった時点で充分私なんかでも真相確信できましたが。
朝の時点でばっちりバレていたのはそのせいかなぁと、可能性としては最初からあったけどね、だって予告状ってどう考えても犯人的にフツーはなんも役に立たないじゃん。とはいえ、恨みという可能性だったないわけでもなかったし。
そして犯人も、普通じゃないという前提に立っても幾通りかの可能性あったし。
「イギリス式夕食になんてなにも期待していませんよ! イギリス式朝食はどうしたのですか一体?!」(byポアロ)が一番のクライマックスです、名実共に。
面白いということはなかったんですが、ポアロさんは見てて楽しいですね。