帽子が来た、79



ゾフ「うん、で、君はどうするのかい?」


イオ「あー、どうするというか・・・」
ゾフ「元々の関係者以外とあまり話もしなくなってしまったそうだね、我らが
 嫌いになったのかい?」
イオ「どう、というか、なにか上手く話がかみ合わなくなってしまいまして」
ゾフ「そうだね、君はもともと少しだけ、我らと違う心を持っていた」


イオ「すみません、ずっと、負い目に思っておりました(微笑)」
ゾフ「今は?」
イオ「私はこういう生き物なのだから仕方がないんだな、と諦めました」


ゾフ「君たちは共にいるのかい?」
イオ「わかりません、約束は守ります。長い約束はエルがしてくれません」