愛しき戦車、31
アス「ま、誰かがどっかで潰すだろうけどな、もう数回目、回数を重ねるたびに
どことなく政治ゲームの色さえ帯びてきている節もある」
メビ「え、政治、ですか」
ゼノ「訓練生だから、ですよね、おまけに教官陣正体も把握してる、よな?」
メビ「あ、うん、隠すことは不可能なんじゃないのかな、特性聞いた限り」
アス「君らは話が早いな。ところでゼノン、片割れは?」
ゼノ「いつも一緒じゃないですよー、まあ、実は病院まではいたんですが」
メビ「着いたら消えてしまったよね、どこに行ったのかな」
アス「どうせだからあれも巻き込んでおいて、今回は多分調査員が出る」
メビ「調査・・・(眉を寄せる)」
ゼノ「イオタ先輩には話さないんですか?」
アス「ぎりぎりまで関わらせたくないな、醜い、話だ」