#1 The Black Lagoon

いや、まあ、面白いんじゃないかと思うんですが、なんか話の内容のわりとテンポが遅いっつーか。連続ストーリーでやたらハイテンションにされても困るというか、平凡な商社マンが裏社会(と呼んでいいの?)に巻き込まれる話に勢いまでは求めるつもりもないんですが、なんかちょっとだけ遅いというか、、、むしろなんでそう思うんだろう。
えー、ざっくりと核心部分から喋るとある平凡な商社マンな兄ちゃんのご本社さまはどこぞの国から核兵器開発を請け負っちゃったもんで、ものごっつくバレるとやばい、という状況なのだそうです、その計画書をなんで一般人が運んでるんだかわかりませんが。
(カモフラージュか、確かにいいカモフラージュかも。)
そこにやっぱりどこぞからの外注によって計画ディスクが狙われ、お小遣い稼ぎに主人公がもののついでに浚われ(あー、日本人ならボーナス程度にはなるわね、もちろん見捨てられなければいですが)、そしてなぜか浚った男はいいヤツっぽい。
明らかに身内が勝手に巻き込んだカタギ相手だからってこともあるのでしょうが。
ストックホルム症候群を持ち出すまでもなく、彼らに見捨てられたら当面の命(のちに完全な生命線に)が危ないというのは正しい方針ではあると思います。


んで、さらに主人公の会社は計画ディスクごと全てを葬り去るために傭兵会社を雇ったそうですよ、もう完全なプロ対プロの代理戦争になってますな。
しみじみと主人公が見捨てられたのだということを噛み締めている攻撃のところで幕、ぶっちゃけて純文学ならここで酷い目にあって欲しいですが、エンターテイメント的には胸の鋤くような反撃をお願いします、主人公弱いし特に爽快感ありそーw
面白くないとは言わないんですが、面白いのかどうかはよくわかりません。