#38「地獄谷! 妖怪怪獣マグマゴン」

ところでなんで異変が起こったと思われる、しかも人が迷いやすい、と普段から言われている場所に、京太郎さんが一人きりで、しかも歩きで調査に行かなくてはならないのかとか(空からさくっと見回るとか無理なのか)、怪獣の前に付いている“妖怪”って一体どういう意味、地球産、というか日本産なんでしょうか? とか。
地図がおかしかったからとはいえ、自分が道に迷っただけでその時点では敵だと確証があるわけでもないのに内心ですでに「この女」呼ばわりとか(その辺はやっぱり古い話だからなぁ、と思った、しかしあれ、道に迷ったのって主に看板のせいだったんだよね、山の地図なんて描き変えられても確証出来ないと思うしさー)。


それと、現地に京太郎さんが着いた時点で、明朝9時にそこの地獄谷に各円盤を集合させ、どこそこの基地を一斉に攻撃するのだ! というところまでぺらぺら喋る必要はなかったような気もします、いや、悔しがらせたいという気持ちはわからないでもないんですが。
いくらなんでも情報として細かすぎませんか、身内への通達もこれで十分です。
しかも、ここまで詳細に教えてもらったら嘘かどうか迷ってもいいような気もしますが、京太郎さんはそんな気配はまるで見せず、正直敵が嘘を付いた可能性はあんまり考えなかったんですがやっぱり予告通りに決行しようとしていたみたいです。
あと、フェニックス号とミラーマンが揃っていれば円盤と怪獣がいたところでやっぱり各個撃破されて終わりでした。ところでさして強かった気すらしないんですが、妖怪怪獣、なんであんなに自信満々だったんでしょうか、敵さん。
地形と、女性を使った誘導作戦はわりと良かったと思いますが、決行が翌日だと時間に余裕がありすぎなような。なんで予告したのかがつくづく謎です。