#2「カラマーゾフの兄弟」中、ドストエフスキー

父親は長男と妖艶な未亡人を取り合い。
次男は長男の婚約者(すでにいるんだよ)といい雰囲気なんだそーです、まあ正直傍目に見るとこっちのがお似合いっぽいです。インテリクールと芯の強いお嬢様です。
長男は野獣系で、父親がろくでなしです。
(多分父親は今はともかく昔はルックス良かったと思われます、いくらなんでも。)
んで、ろくでなしの父親が殺されて長男が疑われるわけですよ。


三男は信じてると言いますが、この子は単に善意の人というか傍から見てて根拠があるよーにも見えず。長男はなんというか野獣系ですしぃ、他にさしあたって殺すほどの動機がある人物もおりません(一見)。ぽちぽちぽちっていうか、かなり恨まれてますけどね。


あと、この巻では他に三男を庇護してくれていたロシア正教の、ちょっと有名な長老が亡くなってしまい「腐敗が早いー!!」ということで三男を落ち込ませていたりしましたが、えーと、亡くなる前はちゃんとあれだったんですが、当人への心配だったんですが。
なんか偉い宗教関係者なので奇跡っぽいものを期待されてたとかそんな感じな模様ですが、気持ちがわかるとは言いにくいなぁ。んにゃ、対外的にもいろいろあるっぽいんだけどね、それも含めて正直ちょっとなんだかなぁ、って感じっすよ。


てか、時折挟まれる土地の人とのエピソードがまた膨大...orz
これを“水増し”と表現するのなら否定しがたいものはあるんですが、しかしやっぱり本筋が進まないだけで手間は変わらないように思うんですが、いちいち濃いよなぁ;