#31「ハロウィーン・パーティ」

いくらオリヴァ夫人でも、ハロウィン・パーティーの最中にブリキのバケツに顔を浸けられて殺された女の子の死体なんか見たら取り乱すよね、、、というか、前にも彼女の書いた筋書きで女の子が一人死んでるから(結局もともと誘導されたものだったんだけど)、パニックになって「私のせいかもしれない」と泣いても無理ないや。可哀想に。
そして問題なのは、この子がそうなる寸前、つまり殺されるちょっと前に、自分は殺人を見たことがあるのだと得意げに吹聴して廻っていたことで、まあ、推理小説家のオリヴァさんの前だから、と誰もが思っていたのですが(オリヴァさんも)。
さすがにその本当に直後に殺されてしまうとさすがに笑えない。
とはいえ、もともとわりと罪のない内容とはいえ、前から嘘をよく言っている子だったので村人はほとんど信じてないほうに傾いていたんですけどね。
ででで、でも、そこらの夜道で女の子が、という事件とは全く性質違うよ...orz怖


そしてポアロさんは彼女に頼まれ、村の過去の殺人や行方不明を調べることに。
浮かび上がってきたのは幾つかのありふれた不審死と、村の大金持ちのメイドが遺言書を偽装し、自分に全てが与えられるはずだったのだ、と主張したという事件。そしてパーティに出席、もしくは顔を出していた、要するに容疑者はほぼ村の全員。
さらに、「あの遺言書は偽物ではなかったんです」とまで言う証人まで登場。
正直こう、どの事件とどの事件がどのようにつながっているのか、ということを推理なりでデータから導き出すことは不可能だと思いますが、状況の説明は随時追加されていきますので最初の事件そのものはまあ解けないでもないかなぁ、と思うんですが。
どっちかというと、ポアロさんをただ眺めてる人のが多いんじゃないかしら。