#2 新しい仲間

うーん、まあ、アクション・シーンを非常に重視している、という姿勢はよくわかりますし、その辺ターゲットが明確でむしろ好ましいことだとは思うんですが、予算(要するに画面構成の都合上)の問題じゃないのに展開が雑ってのはちょっと。。。
もちろん、あの太っちょの本屋の持ち主、ルビーさんが捕らえられて“隠れ家”に住む全員が危うくなってしまったのだ! というベタなエピソードを責めているわけでは全くありません、ありませんが、ルビーさんが捕らえられたシーンというか説明が皆無。
そして彼がその後一体どうなったかも全く触れられず。
いきなり出てきてストーリーのための道具であってはならない、という意味ではなく、ものすごくご都合主義の「危機一髪!」を作ろうとしたとしか思えないじゃないですか。確かに見せ場にもなんにもならなかったのかもしれないけど、説明はいるだろ。
そして前話ラストで静電気青年を見逃した理由がわからず。
心を操るエマが、なんで変節したのか、そしてなぜ静電気青年を特別視するのかも(全くわかんないとは言わないけど)まるで語られず。


ただひたすら、エックハートさんが無体なことをしてんだよ。
正義のミュータント集団が酷い目にあっちゃってるんだけども、自分たちの力と、洗脳すら解いてしまうアダムさんのおかげで勝つんだよ。
みたいな内容を見せられたわけですが。
きちんと一つずつの手順を見せてくれるエックハートさんのほうが面白いよ正直;
アダムさんがなんで洗脳技術を解くことができるのか、みたいな説明もなし、ウイルスを仕掛けたぞぅってのも単に能力がずっと上ってことなのか、なんだかなぁ。