#8

終わってみると実にいい話だったんじゃないのかと思うんですが。
いや、後味いいけど別に良かないよな、、、と一応反省してみるのですが、単なる変人集団にしか見えなかった“博覧強記の会”がベストセラー作家と仲直りしたってことでなんか良かったんじゃないのかなぁ、としか思えないんだよね。
男言葉でレズビアンの先生も、最初出てきた時は「あー」と思ったんですが、あの設定のわりにわりと真っ当というか、なんかちょっと良かったよね?
ロリコン先生とSM先生のフォローがされたかというとされてませんが。
まあ性癖は自由だと思います、強制はしちゃ駄目よ、という当たり障りのないところで綺麗にまとめておくのが無難だと思います(曖昧表現が重複してる気はしてます)。


えー、ベストセラー作家がパーティ会場の別荘で刺殺され。
作家たちの集団がお揃いで作ったレインコートが使われたんだよん、という情報しか得ずに過去に飛ばされてしまい、そこで一から、というかパーティのために集まっているのを利用して直接当人たちから情報収集するのですが、それが正直生かされたかというとそんな気はあまりせず、結局こう、殺害現場体当たりが今回はきちんと成功したわけなのですが。
意外と情報収集の間にばらばらに集めていた情報がその場で合致していき。
そして過去の連続殺人事件までついでに解決の役に(は立ってないですね、警察が作家の通報で独自調査して駆けつけてきましたし)、そして犯人は謎の女、本当の意味での「どこの誰だかわからない女」だったというのが突飛といえば突飛なんですけどね。
なんかこの場合はすげー、とか面白いー、と素直に思えたというか。
下地があった、と多分無意識に思ってるせいなんじゃないですかね、やっぱり。