#65≪終≫飛翔

正直まあ、これで終わりかぁ、生温いなー、とは思うんですが。
とはいえ誰に迷惑掛けてたってわけでもないからいいんじゃないかという気もしないでもないですね。修子さんに近づいて酷い目にあった人ってほとんど自業自得でしかないもんな、いくらなんでも佐古田さんに同情できるかって言われたら無理ですよ。
あとは槙さんの兄が見付かってオーナーが罪を償うことにして。
ハルさんが罪を認めて、修子さんが拳銃の不法所持とハルさんへの殺人未遂、と。


ヌルいよね、ほらなんというかやっぱり。
理生ちゃんのお父さんもそれなりに働くことにしたっぽいしなぁ、娘と暮らすからって浮き浮きしてたし(住んであげなよ理生ちゃんw)、槙さんは多分パイロットの試験受けて。
理生ちゃんたちは修子さんを騙そうとしてたけど当人承知の上だったし。
結局槙さん取られちゃったしなー。
そこで愛することって大変よね、勇気がいるわよね、としみじみと修子さんに語られて終るってのは一体なんの話だったんだよ、と思わないでもないですがまあいいです。
静江さんは結局オーナーの帰りを待って。
奥寺氏は孫にめろめろになって、クミちゃんはいいお母さんになってどこぞの、子持ちでも構わない! という男でも適当な時期に射止めるんでしょう。


もうちょっとこう、修子さんがこんがらがってなかったら、とは思うんですが。
まあ、そこに巻き込まれた人らが悪い目にあったわけでもないから別にいいかと。
とにかく結局のところ、ヌルい話だったんだと思うんですよ。まあいいじゃん。